オーストラリアの4人組のボーイズバンド。
しかしローカルアイドルと侮るなかれ、Celene Dionの前座を務め世界中を回っているし、本国ではシドニーオリンピックのときに国家を歌ってしまうくらい有名で実力派。
日本だと知名度がないに等しいのはなんたることか??
Tellin' Everybody
記念すべきデビューアルバム。
ちょうど留学していたときに出て、わたくしもこれでハマりましたよ。留学生仲間の間では、HNのCD(だいたいシングル)を必ず1枚は持っているものでした。
コーラスが得意な人たちで、それが売りだった1枚。
確かに地味っちゃ地味なアルバムでした。
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Counting Down
2ndアルバム。なぜかこのアルバムに限り、日本版が発売されてます。ジャケ写が豪州版とは違います(なぜかわたしは両方持っています・・・)。
1枚目に比べると大分ポップになって、この頃からかBSB辺りと比較されやすくなっていきます。
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Human Nature
3枚目のアルバムをセルフタイトルにするってどうなのかな~。
なんかですねえ、BSBみたい。最初の頃のアカペラアイドルのベクトルはどこへやら。
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Now and Here: The Best of Human Nature
その名の通りベスト盤です。
なぜこのアルバムをセルフタイトルにしなかったのか、それがわからん・・・。
しかも2ndアルバムが日本発売されててこれがないっていうのも変な話・・・。
どういう売り出し方をしたいんだろうレコード会社。
ていうか熱帯雨林にもないなんて・・・。
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Walk the Tightrope
なぜかThe Beegees、Earth, Wind & Fireのような'70年代ディスコミュージック系になってしまったアルバム。
な、なにがあったんだ。
でもBSBとか、2000年前後に流行ったアメリカのボーイズバンドとかとは差別化が図れましたね。それが目的だったのかも・・・。
コーラス系の曲もありますが、ほとんど影が潜んでいます。ファルセットが・・・誰なんだかわからん・・・。
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なんか、さすがの熱帯雨林さまですら大して扱ってないみたいです・・・(TT)
ひどいです。日本での扱いってこんなもんなんですね。
豪州行くと必ず3件くらいレコード店に寄るので、おかげさまでアルバムは全部持っていますけど。
確実に手に入れるなら豪州。お土産にHN。
アイルランドの美人3姉妹+冴えない長兄(w)の兄妹バンドです。いやお兄ちゃんは大好きですが。
長兄Jim(ギター、ピアノ)、長女Sharon(バイオリン、Bヴォーカル)、次女Caroline(ドラム)、末っ子Andrea(ヴォーカル、ティンホイッスル)てな構成。
伝統的なアイリッシュミュージックとポップミュージックの融合をなした人たちで、珍しいのはバイオリンとティンホイッスルを使っているところでしょうか。
本国アイルランドはもちろんヨーロッパ・オーストラリアで老若男女問わず幅広い層に支持されています。アイルランド系の人は意外と世界各地にいますからねえ。
Forgiven, Not Forgotten

記念すべき1stアルバム。邦題では「遙かなる想い」という意味落ちまくりなタイトルになってしまいました。「許されるが決して忘れられない(人)」、Forgivenの方が思いっきり意味がありそうなんですが(--;)
歌詞がね、怖いんですよ。
なんでそんな歌詞をそんなに明るく演奏するんだ!?ってことがしばしばあります。
・・・あ、このアルバムに限ったことじゃありませんが。
Talk On the Corner

隅っこでおしゃべりをするらしいです(禁直訳)。
※わたしはこれの1番目の曲「Only When I Sleep」のPVから入ったのでこのアルバムがThe Corrsのデフォルトです。そこからちょうどツアーのライヴに行ってから、1st聴いてます。
1stよりはホンワカする曲群で、運転中に聴くとマズイ(^^;)
全体的に1stより暗めかな。
In Blue

このアルバムで、日本でも知名度上がったんですが、今までのThe Corrsからすると「なんか違うよな」。
そもそもウリはバイオリンとティンホイッスルなのに、やたら電子音に頼ってしまってます。
まあ確かに万人受けはしやすくて、アメリカでチャート上がってましたが、どうしてこうもアメリカに媚売り出すと“らしさ”が失われてしまうんでしょうねえ・・・。
Best of the Corrs

お約束のベスト盤です。
これから聴こうかという人はここから入った方がよろしいかと。
でも曲目とか曲順が若干気に入らなかったり・・・。しかもベスト盤ってアルバムバージョン(フルバージョン)じゃないことも多々あるので・・・。
ま、その辺はファンのぼやきということで
Borrowed Heaven

借りてきた天国・・・(直訳厳禁!!)。
このアルバム製作前に母親が他界したそうで、以前のアルバムと比べるとやや落ち着きが出てきたかな、という印象を受けます。
曲のタイプとしては1stに似てるかな。3rdから入った人には、ちょっとウケが悪いみたいです。
でもThe Corrsって、初めイマイチとか思ってても何度か聴いてると必ず耳に馴染んでくるんですよね。
Home

これはちょっと趣が違います。
というのも、亡くなった母親が過去歌っていた曲を、追悼の意で彼らが選んで作り直した曲なんですね(母親父親はやはりアイリッシュバンドをしていたそうで、この兄妹はみんなその影響を受けているという根っからの音楽家族)。
なもんで、ポップの色合いは薄く、今までのイメージを期待してると外します。パブでバックグラウンドにしっとりと流れてるのがぴったり合うような曲群です。
たまに言語が英語じゃないんだけど、これってGaelicなのかしら。
ちなみに、The Corrsはライヴが楽しいです。
やっぱりもともとアイルランドの狭いパブで演奏していたせいか(それとも遺伝子なのか)、名前を呼ぶと返事してくれる可能性がとても高い。
まあ手が空いていて、マイクの前にたまたまいる、というタイミングが重要になってきますが(だから一番忙しいCarolineが返事しているところは見たことがない)。
以前来日したときに、ちょうど曲の合間にお兄ちゃんがしゃべっていたので名前を呼んだらちゃんと「コンニチハ」って返事くれました。お兄ちゃん超いい人です(安いぞ自分)。
は! 前回来日したのって5年も前だ!
なんかあんまり日本には来てくれないみたいです。'98年のツアーも日本には来なかったみたいだし。わたしは当時豪州に・・・。
全然書いてない音楽ネタです。
'97年にわたくしが豪州に留学していたとき、大ヒットをとばしていた豪州のポップユニットです。日本でも知る人ぞ知るユニットだったそうで、イマイチ知名度は低いかな。
ヴォーカルのDarren Hayesとギター&キーボードのDaniel Jones、の美形兄ちゃん(爆)2人組。・・・Darrenの方は当時結婚してたけどな(なぜそのフォローを入れる自分?)。
あ、ついでにベスト版が出ます。
発売日が今のところ10/26とか言われていますが、ファンクラブのDMでは11/1になっているので多分11/1に変更になるでしょう。
◆「
サヴェージ・ガーデン・グレイテスト・ヒッツ
」(タイトルは truly, madly completely - the best of savage garden - になるハズだ。)
savage garden (selftitled)
これが「未来型ポップ」として一世を風靡し、Savage Gardenを一躍豪州のトップスターにのし上げたアルバム。
シングルカットされた『i want you』『truly madly deeply』の評価が大変高かったことが思い起こされますが、このアルバムは全体的にハズレがなく、どの曲もインパクトが強い。
日本版と豪州版で曲目と順番が多少違う。
affirmation
2枚目にして最後のアルバム(w。
前作と比べると普通っぽすぎて、万人受けはしやすいですがインパクトはそれほどありません。この作品から入った人が多いようですが、前作から入ったファンとしてはいささか物足りなさを感じてます(わたしだけか?)。
このアルバム制作前からアメリカで仕事をしていたらしいのですが、それがアカンかったのではないかと思うのはわたしだけ? なんか守りに入ったというか。
#実はselftitledからaffirmationの間でselftitledのPVがアメリカで作られたのですが(日本で発売されているPVクリップはなぜか米国版)、豪州版に比べると非常につまらないPVです。豪州版が入っているものだと思っていたのでガッカリでした。
今にして思えば、Anaeki(D.Jonesプロデュースの豪州ポップデュオ)の音楽性から言って、DanielとDarrenの音楽の方向性がずれてきたというのも解散理由にあるんじゃないでしょうか?
やっぱSavage Gardenはselftitledが一番だよ。
Savage Gardenはオーストラリア生まれの未来型ポップ。アメリカに行って平凡化するべきではなかったと思います。
帰ってきてCharls Fisherrrrrr!! (←selftitledのプロデューサー。Savage Gardenの生みの親とも呼べる偉大な方)
なお、2000年の解散後、Darrenはアメリカでソロ活動、Danielは地元オーストラリアでプロデューサー業をしています。
最後まで光と影のような2人組でした。
Darren Hayes:
1972/5/6、オーストラリア/ブリズベン生まれ。母親はアイルランド系らしい。
教育学部卒で実は元幼稚園の先生(ピアノも弾けないのにな)。
'97年当時Colbyという名の奥さんがいたが、'98年だか'99年に離婚。バツイチ。多分子供はいない(いると聞いたことがない)。
Daniel Jones:
1973/7/22、イギリス生まれ。幼いときに家族に連れられ渡豪。
2人の兄がいて、彼らも音楽活動を。
目立つことは基本的に好きではないらしく、地元ブリズベンでプロデューサー業をしている。